僕たちDENALIでは“髪を切る”という事以外にも取り組んでいることがあります。
まだまだ僕たちだけの取り組みでは“社会貢献”とか“SDGs”なんてたいそうな活動とまではいかないけれど。
実は何年も前から髪を切ること以外で世の中の役にたてることはないかって漠然と考えていました。
ある年の年末に、【BBリサイクルパートナーズ】という方の記事を読み、すぐに連絡をした事を覚えています。
BBリサイクルパートナーズでは廃棄されるカラーチューブを回収し、車椅子にする活動をされています。
さっそく年明けのミーティングでお店のみんなにこんなことがしたいって話をしたんだけど、みんなとても前向きな反応で積極的に手伝ってくれて。
みんなの中で“面倒臭い”よりも“良いことじゃん”が圧倒的に強いんだなって思って嬉しかったです。
みなさんの髪を染める時に出るカラー剤のチューブ。
美容室である以上、毎日大量のカラーチューブが廃棄される、、、
このカラー剤のチューブってアルミで出来ています。
空き缶と同じようにいろんな形で再利用できるはず。
僕たちは使用済みのカラー剤のチューブを集めて車椅子にする活動のお手伝いをしています。
もちろん大量のチューブが必要だし、再利用するにあたって中身のカラー剤をしっかりと出し切り不純物がない状態にしなくちゃならない。
営業中にこれをやるとなるとみんなの手間もかかるし面倒ではある。
ただ、“捨てるだけ”だったカラーチューブがどこかで誰かの役に立っているって思ったら素敵な事じゃ無いですか!
回収にあたってカラー剤を絞り切るようになった事で、営業中の材料ロスも無くなる。
今まで“ゴミ”だったものが何かに生まれ変わる。
悲しいけれどまだまだ僕たちだけの力じゃ廃棄物も減らなければ、ほんのわずかなお手伝いしか出来ていないのが現状。
空のカラーチューブ約150kgで車椅子1台分になるそうです。
1本約5gとして3万本必要。
小さなことの積み重ねで変わることがあると思います。
この活動の裾野が拡がって、業界のスタンダードになればとっても良くないですか?
だから周りの人や、仲間の理美容師さんにどんどん拡めて下さい!
少数の人たちがちょっとずつ取り組んでいたことが、少しづつ伝染してもっともっと大きな取り組みになればずっと良い世の中になりますよね!
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